スタートアップへの転職
Justyさん
こんにちは。7年目のコーポレート弁護士です。事務所に所属しております。新しい事業に興味があり、スタートアップ企業への転職を考え始めました。既にインハウスに転職をした元同僚にも相談したのですが、スタートアップ企業は不安定でリスクがあるのでやめた方がよいのではと言われました。Justyさんはどう思われますか。
新しいもの好き弁護士
新しいもの好き弁護士様
ご質問ありがとうございます。元同僚の方が仰るように、一般的にスタートアップ企業は歴史の長い企業と比較すると安定性を評価するのは難しくリスクが大きいと捉えられます。他方、スタートアップ企業では他では中々得られない経験を得ることができるのも事実です。そもそも事務所からインハウスに転身した弁護士の方々は複数回転職をすることが一般的ですので、スタートアップ事業に関心があるのであればしっかりと情報収集とデュー・デリジェンスを行った上で一度チャレンジしてみるのも良いと思います。
スタートアップ企業での求人には、経験年数が10年未満の方も対象に実質的な法務部長を募集するものもあります。また、ほとんどの場合業務範囲が広く、経営陣やビジネスにより近い位置で事業に関わることが求められます。より広い責任範囲と業務範囲をカバーするポジションでの経験は、次の転職を考える際に多くの場合有利に働きます。例えば、大手企業の大規模チームでは特定の業務分野にしか関われないこともありますが、幅広い業務経験があるとその分転職先の選択肢を多く持てます。また、実質的な法務部長として入社し、いずれ若手が部下として入ることがあれば早いうちからマネジメント経験が積め、次はより大きいチームでのシニアポジションにチャレンジできるかもしれません。まずは実際にどのような求人があるのか、どのような方がスタートアップ企業へ転職されたのか等、是非弊社コンサルタントに具体的に聞いてみてください。
良いご縁に巡り会えますように。
Justy
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