公用語が英語の環境

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ジャスティさん

日系弁護士事務所に勤めている3年目の弁護士です。

外資系事務所では公用語が英語であると聞きますが、具体的にはどれくらい頻繁に英語を使うのでしょうか。日本語は基本的に禁止されているのでしょうか。

弁護士エックス


弁護士エックス様

ご質問ありがとうございます。

事務所によって程度に差があり正確な割合をお伝えするのは難しいですが、基本的に事務所内での会議やメールは全て英語で行われるとお考え下さい。入社面接、人事評価は元より、「今日は台風が近づいているから早めに帰りなさい」や「今日の清掃はありません」などといった事務的なものも基本的に全て英語です。

もちろん日本国法弁護士だけの会議や日本人スタッフによる情報共有には日本語が使われますし、日本語の流暢な外国法弁護士と日本語で話すこともあります。

メールに関しては日本人同士のコミュニケーションであっても英語が使われることが多いです。これは後で共有する可能性がある場合を考えて最初から英語を使っていたり、単に英語のほうが要点を伝え易いといったことも理由にあります。

トランザクションが英語になる、というのはイメージがつきやすいのですが、社内連絡もメールも英語になると雰囲気は大きく変わります。最初はカルチャーショックを受ける方も多いですが、慣れると英語特有の硬くなり過ぎない伝え方を心地よく感じられる方もいらっしゃいます。

日本語の使用が禁止されることはありませんが、全く英語を話さないのもチームワークの観点から問題です。少しくらい文法が間違っていようが気にせず、積極的に英語を使ってコミュニケーションを取り、早めにチームに溶け込んでゆくのが得策ではないでしょうか。

良い仕事環境に巡りあえますように。

ジャスティ

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